それっぽいばけがく

化学や大学の研究室のあれそれをそれっぽくゆるく描く。

身を以て勉強すれば大体覚える

身体を張って学んだ知識は大体覚えられる話。

光はエネルギーを持っていて~ウンヌン 例えば色として目に見える可視光領域の光だと400~700 nmくらいの波長を持っていて~ウンヌン 波長が短いものほどエネルギーが強くて~ウンヌン この辺は教科書に詳しく載ってます。逃げましたすいません

余談ですが、この可視光の波長が大体400~700 nm程度と書きましたが、教科書や論文でもこの辺微妙で300~700 nm程度とかだったりします。人が視認できる紫色の限界はなかなか主観に依るんですかね、自己申告っぽいもんな…。

一度研究室で『可視域の最短波長はどこか』で熱い議論がありました。物理化学の人達って割とどうでもいい化学の議論に熱くなれるんだ!高度な自虐だよ!

でも教科書で『光はエネルギーを持っているんだぞ』って言われてもピンと来ませんでした。よくわかんなくないですか。研究室配属時、レーザー使って実験してる先輩から直々にレーザーで服を焦がした実体験と目の前で服焦がしたの見てしまってね。アッ、ほんとに服焦げるんだ~こわ!

真顔で「慣れるから大丈夫、どうせ当たっても火傷だし。無料日サロで局所的に焼いたと思えば大丈夫っしょ」って先輩に言われても全く大丈夫じゃないし理解度クレイジー過ぎない?何を言ってるか分からなかったよ。でも慣れるんだなこれが!

ここで懺悔します。

レーザー光の光路調整用の紙と濁して書いたんですけど、あれ名刺です。ほんとごめんなさい。いろんな方の名刺が今日もどこかのレーザーで撃たれています。名刺ほんと有難いです~名刺くれる人大好きです~どんどんください状態でした。界隈の人達が見てませんように!

 

レーザーを使って実験する研究室は、なるべく当たらないようにリスク減らして実験するようしているはずなので、正直そこまで危険でもないです。

逆に、レーザー光が漏れ出て「何故そこに当たっている~?!」とか、腰より高い位置でレーザー光撃ってる研究室は物理的な身の危険があるので行くのやめましょう。ほとんどないと思うけど世界は広いからね!

あとあと、服が焦げるくらい強烈なエネルギーの可視光レーザーで実験ってまずないはずです。D卒業前数か月したけどかなりのレアケース 多分、一番やばいのは紫外光領域のレーザー。目に見えないからどこ飛んでるか確認必須だし、割とすぐに服が焦げます。服焦げる以外にも扱いがめんどくさい一歩間違えると死にます。その辺の話はまた今度。

 

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いまだにはてブロの仕様が良く分かってませんが、よろしくお願いします。

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